夏はタイヤのバーストが多くなる タイヤコラム
皆さんこんにちは(^^♪大阪タイヤ交換セカンドです(^^♪
今日は最近当店でもこの季節になると多くなるバーストについて、コラムって行きたいと思います。
タイヤのパンクやバーストといったトラブルが最も起こると言われている季節が夏です。しかも、この10年間でタイヤのトラブルは急激な増加を見せています。タイヤは、クルマを支えている安全に走るための重要なパーツです。
パンクやバーストを起こすと大きな事故に繋がる恐れもあります。特に、パンクした状態は、通常以上に変形するため熱が発生、最悪の場合発火します。例えタイヤ自体が発火しなくても、ちぎれたタイヤ片がマフラーやブレーキに付着したり、ホイールが地面と擦れることによって火花が発生、引火する恐れがあります。
パンクが判明した場合は、速やかに安全な場所に停車する必要してください。
夏にバーストなど起こす原因はたくさんあり書ききれないですが、何点かあげていきます。
👈前回のブログで紹介したタイヤを添付👈
👈これもバーストでこのような形になったタイヤです👈
本当に危ない
路面の熱によるゴムの劣化
近年の猛暑により、路面温度は非常に高くなっています。タイヤのゴムは熱の影響を受けやすく、熱によるタイヤの劣化が要因の一つです。
走行時にはタイヤと路面の摩擦による摩擦熱で、タイヤの温度はさらに上昇します。ゴムが劣化すると、タイヤのひび割れ、バーストやパンクにつながるのです。
点検回数の減少
現代のクルマは壊れにくくなりドライバーのメンテナンスに対する意識が低くなっていることも一つの要因と言えます。また、セルフ式ガソリンスタンドの増加で、ガソリンスタンドのスタッフに空気圧を点検してもらう機会も減少しています。
2021年5月に24台のクルマに対してJAFが実施した点検では、なんと空気圧不足による整備不良と判断された車が11台、約半数を占めました。マイカーの適正空気圧を知らない人も増加傾向で、安全のために推奨されている月1回の空気圧点検は約8割の人が行っていないという調査結果もあります。
また、数ヶ月前に空気圧をチェックしたので大丈夫と油断しているケースも多数です。タイヤは時間が経つにつれ、空気が抜けていってしまいます。数ヶ月も経つと空気圧が低下し、燃費の悪化や、タイヤの劣化につながってしまうため注意が必要です。
- バーストする直前には、「スタンディングウェーブ現象」により、走行中ガタガタ揺れたり、タイヤが熱を帯びることでゴムが焼けるようなニオイがしたりします。舗装路を走っているはずなのに、走っている最中にガタガタ揺れたら要注意!バーストが起きる前に、路肩に寄ってタイヤの状態をチェックしましょう。バーストは、タイヤの点検で未然に防ぐことが可能です。運転する車の適正空気圧をチェックし、走行前にはタイヤの点検を習慣づけ、安全にドライブを楽しみましょう。もしもパンクやバーストが起こったら
もしもパンクに気づいたり、バーストが起こったら、走り続けるのは大変危険です!落ち着いて対処するようにしましょう。それでは、もしもの場合、どのような行動をすればいいのかをお伝えしていきます。まずは路肩でクルマを停止!ハンドルが重くなってパンクに気づいたり、突然、クルマの乗り心地がガタガタしてバーストが起きたら、すみやかにクルマを路肩に寄せて停止します。しかし、急停車は禁物!周囲の安全をしっかり確認して、タイヤに負担をできるだけかけないようにエンジンブレーキを活用しましょう。また、高速道路などの自動車専用道路では、後続のクルマにも注意が必要です。路肩に停める場合は、停車中であることを三角板や発煙筒などで後続車に知らせてください。パンクやバーストの状況を確認!次に、パンクやバーストの状況を落ち着いて確認しましょう。どのタイヤがどのような状態なのか、ダメージの程度を調べます。釘を踏んでしまってパンクしている場合は、修理まで釘を抜かないでそのままにしておきます。釘を引き抜いてしまうと、空気が一気に抜けてしまうことに加え、タイヤがパンクしている箇所を見つけにくくなってしまうのです。このとき、もし可能なら、パンクの応急処置やスペアタイヤへの交換を行いましょう。しかし、難しかったり、高速道路上など安全を確保できない場所の場合は、無理せず、加入している任意保険やJAFなどのロードサービスに連絡してください。パンク修理やタイヤ交換はどうする?
タイヤがパンクやバーストしてしまったら、タイヤ交換やパンクの修理が必要です。路面と接するトレッド面に穴が開いている場合は、パンク修理が可能なケースもあります。しかし、バーストしている場合や穴が開いている場所がタイヤの側面の場合、タイヤの劣化が進んでいる場合、タイヤの溝が残り少ない場合などは、タイヤのパンク修理はできません。タイヤを一本だけ交換するのはNGパンク修理ができない場合は、タイヤを交換する必要があります。しかし、パンクしたタイヤ1本だけを交換するのはおすすめできません。なぜなら、1本だけタイヤを新しくすると、タイヤ性能のバランスが崩れてしまうためです。タイヤ性能のバランスが崩れると、走行性能が低下するだけでなく、まっすぐ走らなくなってしまったり、スリップやスピンを起こしやすくなってしまったりします。「同じ種類のタイヤなら問題ないのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、1本だけ新しいタイヤになってしまうと、ほかの3本のタイヤと摩耗の具合にズレが生まれ、やはり走行性能に影響します。理想は4本同時交換。駆動方式によっては2本交換もOKタイヤが1本パンクして交換する場合でも、タイヤ4本をすべて同時に交換することが最も理想的です。また、4WD車やAWD車の場合は、全てのタイヤが連動しているため、4本同時に交換しなければなりません。しかし、FRやFFといった駆動輪が2輪の場合は、パンクしたタイヤと対になるタイヤの2本を交換し、新しいタイヤを駆動輪に装着します。例えば、FR車ならば新しいタイヤを後輪に装着し、FF車の場合は前輪に新しいタイヤを装着します。パンクやバーストを予防するには?
パンクやバーストは大事故につながる恐れがあるため、日ごろから予防を意識しておくことが重要です。特に、バーストはこまめなタイヤの点検で十分に予防できます。それでは、タイヤトラブルの予防方法を確認していきましょう。1ヶ月に1回、空気圧を点検しよう1ヶ月に1回は空気圧チェックを行いましょう。タイヤは時間とともに空気が抜けてしまうため、数ヶ月おきのチェックでは不十分です。夏の熱い路面を空気圧の低いタイヤで走行するのは、さらに危険度が高まります。また、運転する車の適正空気圧も把握しておきましょう。適正空気圧は運転席側のドアを開けた下部に貼ってあるシールに明記されています。給油の際、ガソリンスタンドに常駐しているスタッフに「空気圧のチェックをお願いします」と言えば、無料で空気圧のチェックと空気の注入を行ってくれます。セルフスタンドの場合でも、無料で空気圧をチェックできる機械がありますので、活用してみてはいかがでしょうか?- 定期的なタイヤローテーションを行おう定期的に前後や左右のタイヤを入れ替えるローテーションを行うことで、タイヤの摩耗を均一にできます。タイヤのローテ-ションは5000Km~10000Kmと目安ではありますが、個々でタイヤ溝の減り方が変わるため、時々チェックしてローテーションを決める方がいいかと思います。
他にも数えきれない原因がありますが、一部ご紹介致します。
ローテーション時期や、タイヤ溝のチェックなどお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。